電気工事や設備の撤去現場では、さまざまな種類の被覆電線が混ざって出ることがあります。その中でも、比較的銅回収率の高い被覆電線の混合を「雑線A」として想定しています。この記事では、雑線Aの基本的な見分け方から、雑線Bとの境界、持込前にやっておきたい準備までをわかりやすく解説します。
雑線Aとは
雑線Aとは、電気工事や設備配線、制御盤、機械配線の撤去などで発生する、比較的銅回収率の高い被覆電線の混合を指します。具体的には、導体が太く被覆が薄い電線が中心で、銅の含有割合が高いことが特徴です。ただし、一口に「被覆電線の混合」といっても、線の太さや被覆の材質・厚み、端子の有無などによって銅の回収率は変わります。査定では、こうした導体と被覆の構成を確認して、等級を判断します。
雑線Aの見分け方
雑線Aの見分け方のポイントは、まず導体(銅の芯線)の太さと被覆の厚みを確認することです。一般的に、導体が太く被覆が薄い電線は銅の含有量が高く、雑線Aに分類されます。具体的には、VVFケーブル(2芯・3芯の平形ケーブル)やIV線(単芯のビニル絶縁電線)などが代表的です。これらの電線は、被覆を剥ぐと太い銅の芯線が出てきます。
- 導体が太く、被覆が薄い電線(VVFケーブル、IV線など)は雑線Aの対象
- 細い電線や被覆が厚い電線は雑線Bや低品位線に分類されることがある
- 端子やコネクタが付いたままの電線は査定に影響するため、取り外して持込む
- 同じ構成の線をまとめて持込むと、査定がスムーズ
用語の確認
- 雑線A
- 比較的銅回収率の高い被覆電線の混合。電気工事や設備撤去で発生するVVFケーブルやIV線などが該当する。
- 雑線B
- 雑線Aに比べて銅の含有量が低い被覆電線の混合。細い線や被覆が厚い線、端子などが混入しているものが該当する。
等級の判断ポイント
雑線Aとして買取が成立するかどうかは、銅率、線径、被覆量、端子と異線混入の有無で判断されます。具体的には、以下のような点を確認します。
| 区分 | 見分け方 | 受入可否 |
|---|---|---|
| 雑線A | 導体が太く、被覆が薄い電線が中心。銅率が高い。 | 可 |
| 雑線B | 細い線や被覆が厚い線、端子や異線が混入している。 | 要相談 |
持込までの手順
- 電線に付いている器具や大きな端子を外す。
- 同じ構成の線(太さや種類ごと)にまとめる。
- 低品位線や通信線(LANケーブル、電話線など)は分けておく。
- 現物を確認のうえ、担当者が査定します。
お受けできないもの
よくある確認事項
雑線Aと雑線Bの違いは何ですか?
雑線Aは比較的銅回収率の高い被覆電線の混合で、導体が太く被覆が薄い電線が中心です。雑線Bは銅率が低い、線径が細い、被覆が厚い、端子や異線が混入しているなどの理由で雑線Aに該当しないものを指します。
端子が付いたままでも大丈夫ですか?
端子やコネクタが付いたままの電線は査定に影響します。できるだけ取り外してからお持ち込みください。取り外しが難しい場合は、現物を確認のうえ担当者がご案内します。
持込前にやっておくことはありますか?
器具と大きな端子を外し、同じ構成の線をまとめてください。また、低品位線や通信線は分けておくとスムーズです。泥や水分が付着している場合は、取り除いてからお持ち込みください。
買取価格はいくらですか?
買取価格は現物を確認のうえ担当者がご案内します。お気軽にお問い合わせください。
